Travel
Award
2025

2025年度トラベルアワード募集要項

トラベルアワードの目的は、若手美術作家が活動していく中で日常生活と作家活動の両立に伴う様々な問題、または作品を継続して制作していく中での閉塞感といった問題に直面する作家に対して、新たな行動の機会を与え、前進する制作の手助けをすることです。制作旅行とは、作家が新たな作品制作をするために直接的または間接的に興味の有る場所を訪れて滞在し、その土地特有の地理的条件や歴史的背景などから自己の作品制作に必要なソースを抽出することです。

国内の制作旅行を主に、またはアジア圏やアメリカ、ヨーロッパなど、トラベルアワードを使って新たな作品制作に挑む若手作家を下記の内容で募集します。

2025年度トラベルアワード募集要項

応募期間

受付開始:2025年4月20日(日)
締め切り:2025年7月6日(日)

対象/応募資格

25歳から上限なし。(年齢の上限はありません、また積極的な作家活動をしている人を対象としているので学生は不可とします)

助成金額

25万円 一名

助成金の使途

受賞後1年以内に制作旅行および作品制作に使用すること。より活発な制作活動をするために自己資金をプラスしてもよい。(制作旅行から帰って6ヶ月以内にリサーチレポートまたは作品を提示する)

受賞者発表

2025年8月6日(水)までにメールで本人に通知します。
その後8月11日(月)にHPで公式に発表します。

選考審査員

福原志保 (ふくはらしほ) |作家
長谷川新 (はせがわあらた) |キュレーター


申し込み方法

トラベルアワードの応募から受賞者発表までの流れは以下のとおりです。

受付開始

2025年4月20日(日)

申し込み方法

申し込みフォーム1,2をダウンロードして 1. 略歴 2. 制作旅行援助金を使って行きたい場所とその理由に必要事項を記入し 3. 作品画像5枚と一緒にひとつのフォルダに入れて圧縮(Zip)して下記アロットメント事務局のメールアドレス迄送信ください。
info@allotment.jp

提出書類

  1. 略歴 (PDF申し込みフォーム1 ダウンロード)
  2. 制作旅行援助金をつかって行きたい場所とその理由 添付2枚以内 (PDF申し込みフォーム2 ダウンロード)、目的地、何故そこに行きたいか、そこへ行って何をしたいか、どんな作品を作ってみたいか、など審査員に分かりやすくまとめて書いてください。
  3. 作品画像 / 映像
    • 作品画像5枚まで添付(最大画像サイズ 各1.2MBまで)
      作品の全体像、またはディテール、インスタレーションの様子など。申し込みフォーム2の下、作品画像詳細1, 2, 3, 4, 5を記入。
    • 映像/ビデオ作家に限り必要であれば、映像を5分以内(MP4, MOVに変換/最大ファイルサイズ80MBまで)にまとめて、WeTransferにて、下記の要領でお送りください。
      WeTransfer https://wetransfer.com/
      送り先は、宛先: info@allotment.jp 氏名: アロットメント事務局
      また、ファイルを送る時はMessage欄にご自分の氏名をご記入ください。(注: ビデオファイルは返却できませんのでご了承ください。また、無断での画像の使用などは有りませんのでご安心ください。)

受付締切り

2025年7月6日(日)

受賞者発表

2025年8月6日(水)までにメールで本人に通知します。
その後8月11日(月)にHPで公式に発表します。


2025 Travel Award 審査員

ALLOTMENTトラベルアワードの審査は、原則2名で行います。審査員は、任期を2年とし、毎回新しい審査員が関わる形としています。また、審査員は、任期を終える時に、次の審査員を推薦していただきます。ALLOTMENTトラベルアワードは、応募していただくアーティストに対して、多様な評価を与えられるようなシステムによって継続的に運営していきます。9回目となる2025年は、下記の2名が審査いたします。

福原志保 (ふくはらしほ)

アーティスト、デザイナー、Poiesis Labs CEO

アーティスト、 デザイナー。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートMA(RCA)Interaction Design修了。2004年にロンドンにてBiopresence Ltd.を設立、Artistic Research FrameworkのBCLを2007年に結成。2019年より生命倫理、人と技術、人と環境の関係からエラーの意味を再発見し、人間を取り巻く環境を捉え直すことをテーマにしたアート作品をHuman Awesome Errorとして発表している。京都にPoiesis Labs合同会社を設立し、アート、工芸、デザイン、テクノロジーのプロジェクトを企画運営する。身体性と審美性と物質性の関係性が私たちの意識にクリティカルに作用することに注目し、Googleにて素材の研究開発とデザインに従事。
hae.tokyo
acc-cm.or.jp

長谷川新 (はせがわあらた)

キュレーター
arata_hasegawa

インディペンデントキュレーター。主な企画に「無人島にて―「80年代」の彫刻/立体/インスタレーション」(2014)、「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」(2015)、「クロニクル、クロニクル!」(2016-17)、「不純物と免疫」(2017-18)、「STAYTUNE/D」(2019)、「グランリバース」(2019-)、「約束の凝集」(2020-21)、「SEASON2」(2023)、「陸路(スピルオーバー#1)」(2024)、「西澤諭志個展1日外出券」(2025、相談所企画)など。「日本戦後美術」を再検討する「イザナギと呼ばれた時代の美術」を不定期連載(Tokyo Art Beat)。共訳にジュリア・ブライアン=ウィルソン『アートワーカーズ制作と労働をめぐる芸術家たちの社会実践』(フィルムアート、2024)。国立民族学博物館共同研究員(2020-23)、日本建築学会書評委員(2018-23)など。
robarting.com


2025年後援者 White Rainbow Limited UK

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