2026-03-01

宮内由梨/ Yuri MIYAUCHI

宮内由梨/ Yuri MIYAUCHI

長野県生まれ、京都芸術大学芸術学部卒業。沖縄、ロンドンを経て現在は横浜と長野を拠点に活動。
身体の感覚器官、とりわけ「かゆみ」を起点に、皮膚感覚や内臓感覚といった、誰もが経験しながらも把握や制御が困難な身体感覚に焦点を当てた制作を行う。こうした感覚への内省は、人間がその知覚をどう意訳し、受け継いでいくのか、あるいは置き去りにしていくのかという問いへと展開している。芸術史あるいは哲学史において、人は痛みについてはよく語り眼差しを与えてきた。一方で「かゆみ」については、ほとんど顧みられてこなかった。この非対称性への疑問が表現の出発点となり、近年では「感覚の政治」という視点から身体感覚と社会構造の関係性を読み解くことに取り組む。制作では、綿布、葉書、楽譜、土、樹脂、ロボットアームなど、異なる素材やメディアを横断的に用い、インスタレーションや平面作品を展開している。

WORKS

1|プシュケーの帰還(近影)/ ロボットアーム, ガーゼ布, 草木染, スピーカー/ 3500×2500×3800mm/ 2024
2|A Red Life/ ガーゼ, 葉書, 切手/ 150×105×3mm/ 2018-2025
3|Scar Script – Sound Score M.1-2/ 布にプリント/ 1000×1400mm/ 2023
4|Scar Script – score M./ タイプCプリント, 額装/ 684×454×33mm/ 2023
5|Clean Me Not/ 石鹸, 煤, 藻/ 30×70×40mm/ 2025
©宮内由梨

EXHIBITIONS

2025 「ミュージアム・ワンダールーム: 触れられない でも 覚えている」安曇野市美術館/ 長野
2025 個展「Regarding the Unlocatable Others – 薄暮沁みる皮膚にまぶたの流転」The 5th Floor/ 東京
2025 個展「感情とは、世界が一度ほどけること」横浜タイムマシーン研究所/ 神奈川
2025 個展「Imprints of the Unseen」Indeks/ バンドン, インドネシア
2025 「Black Point」H.art 1/ ソウル, 韓国
2024 個展「Scraped Script からからの水壺から消える星の楕円」gallery N 神田社宅/ 東京
2024 「第1回BUG Art Award ファイナリスト展」BUG アートセンター/ 東京
2023 「VOCA展 2023」上野の森美術館/ 東京

CONTACT

yurimiauchi(at)gmail.com
miauchi.com
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