Travel
Award
2023

2023年度トラベルアワード募集要項

トラベルアワードの目的は、若手美術作家が活動していく中で日常生活と作家活動の両立に伴う様々な問題、または作品を継続して制作していく中での閉塞感といった問題に直面する作家に対して、新たな行動の機会を与え、前進する制作の手助けをすることです。制作旅行とは、作家が新たな作品制作をするために直接的または間接的に興味の有る場所を訪れて滞在し、その土地特有の地理的条件や歴史的背景などから自己の作品制作に必要なソースを抽出することです。

国内の制作旅行を主に、またはアジア圏やアメリカ、ヨーロッパなど、トラベルアワードを使って新たな作品制作に挑む若手作家を下記の内容で募集します。

2023年度トラベルアワード募集要項

応募期間

受付開始:2023年 1月16日(月)
締め切り:2023年 4月2日(日)

対象/応募資格

25歳から上限なし(本年度より年齢の上限はありません。また積極的な作家活動をしている人を対象としているので学生は不可とします)

助成金額

25万円 一名

助成金の使途

受賞後1年以内に制作旅行および作品制作に使用すること。より活発な制作活動をするために自己資金をプラスしてもよい。(制作旅行から帰って6ヶ月以内にリサーチレポートまたは作品を提示する)

受賞者発表

2023年4月30日(日)までにメールで本人に通知します。
また後日5月6日(土)にHPで公式に発表します。

選考審査員

長谷川新 (はせがわあらた) |キュレーター
金澤韻(かなざわこだま)|キュレーター


申し込み方法

トラベルアワードの応募から受賞者発表までの流れは以下のとおりです。

受付開始

2023年1月16日(月)

申し込み方法

申し込みフォーム1,2をダウンロードして 1. 略歴 2. 制作旅行援助金を使って行きたい場所とその理由に必要事項を記入し 3. 作品画像5枚と一緒にひとつのフォルダに入れて圧縮(Zip)して下記アロットメント事務局のメールアドレス迄送信ください。
info@allotment.jp

提出書類

  1. 略歴 (PDF申し込みフォーム1 ダウンロード)
  2. 制作旅行援助金をつかって行きたい場所とその理由 添付2枚以内 (PDF申し込みフォーム2 ダウンロード)、目的地、何故そこに行きたいか、そこへ行って何をしたいか、どんな作品を作ってみたいか、など審査員に分かりやすくまとめて書いてください。
  3. 作品画像 / 映像
    • 作品画像5枚まで添付(最大画像サイズ 各1.2MBまで)
      作品の全体像、またはディテール、インスタレーションの様子など。申し込みフォーム2の下、作品画像詳細1, 2, 3, 4, 5を記入。
    • 映像/ビデオ作家に限り必要であれば、映像を5分以内(MP4, MOVに変換/最大ファイルサイズ80MBまで)にまとめて、WeTransferにて、下記の要領でお送りください。
      WeTransfer https://wetransfer.com/
      送り先は、宛先: info@allotment.jp 氏名: アロットメント事務局
      また、ファイルを送る時はMessage欄にご自分の氏名をご記入ください。(注: ビデオファイルは返却できませんのでご了承ください。また、無断での画像の使用などは有りませんのでご安心ください。)

受付締切り

2023年4月2日(日)

受賞者発表

2023年4月30日(日)までにメールで本人に通知します。
また後日5月6日(土)にHPで公式に発表します。


2023 Travel Award 審査員

ALLOTMENTトラベルアワードの審査は、原則2名で行います。審査員は、任期を2年とし、毎回新しい審査員が関わる形としています。また、審査員は、任期を終える時に、次の審査員を推薦していただきます。ALLOTMENTトラベルアワードは、応募していただくアーティストに対して、多様な評価を与えられるようなシステムによって継続的に運営していきます。8回目となる2023年は、下記の2名が審査いたします。

長谷川新 (はせがわあらた)

キュレーター
arata_hasegawa

1988年生まれ。インディペンデントキュレーター。京都大学総合人間学部卒業、専攻は文化人類学。主な企画に「無人島にて―「80年代」の彫刻 / 立体 / インスタレーション」(京都、2014)、「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」(京都、2015)、「クロニクル、クロニクル!」(大阪、2016-17)、「不純物と免疫」(東京、沖縄、バンコク、2017-18)、「STAYTUNE/D」(富山、2019)、「グランリバース」(メキシコシティ、2019-)、「αM Project 2020-2021 約束の凝集」(東京、2020-21)、「熟睡、札幌編 / 東京編」(札幌、東京、2021-22)、「Gert Robijns: RESET MOBILE- Crash Landing on Akita」(秋田、2022)など。国立民族学博物館共同研究員。相談所SNZをゆっくりやっています。

robarting.com

金澤韻 (かなざわこだま)

キュレーター
kodama_kanazawa

東京芸術大学大学院美術研究科、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート現代美術キュレーティングコース修了。熊本市現代美術館など公立美術館での12年の勤務を経て、2013年よりインディペンデント・キュレーターとして活動。近年の主な展覧会に「インター+プレイ」、「AKI INOMATA:シグニフィカント・アザネス」、「ウソから出た、まこと」、「毛利悠子:ただし抵抗はあるものとする」、「ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学」(十和田市現代美術館、青森、2018~2022)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020(横浜)、杭州繊維芸術三年展(浙江美術館ほか、杭州、2019)、「Enfance」(パレ・ド・トーキョー、パリ、2018)、など。

kodamakanazawa.com


2023年後援者 White Rainbow Limited UK
他 個人1名

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